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今回は、MRと代理店(卸)訪問について。
MRは、開業医を担当している場合、通常、朝や夜(もしくは夕方)に
代理店(卸)を訪問することがあります。
代理店は、卸のことであり、卸の営業さんのことを
MSさん(マーケティングスペシャリストの略)と呼んでいます。
MRはなぜ、卸を訪問するのでしょうか。
それは、「自社医薬品のさらなる普及活動をするため。」、です。
要するに、主な顧客である医師だけでなく、
卸さんにも製品を紹介したり、共同プロモーションを実施し、
実際に、自社医薬品を納入して頂くために行う打ち合わせを
するため、卸訪問をします。
病院や開業医に製品を納入するのは、MRではなくMSさんです。
そのため、MSさんの協力は必要不可欠です。
MSさんの協力なしに施設に医薬品を納入することはまずできません。
では、例えば、朝、卸さんを訪問した場合、何をするのでしょうか。
まず、
①活動状況の報告です。
ex)昨日、C医院に行き、自社D製品を紹介したところ、先生から一度使ってみたい、とコメント頂きました。
次に、
②活動状況の連絡です。
ex)今日、A医院に行き、B製品を紹介してきます。ぜひB製品よろしくお願いします。
そして、
③活動状況の相談です。
ex)E医院のY先生、自社のG製品について、「そのうち使うよ。」と言っているのに、なかなか使ってくれないんです。
どうすれば使用して頂けますかね~。
以上の3点が、通常、卸にて行う打ち合わせです。
もちらん、製品採用や納入に関する打ち合わせだけでなく、
雑談をして過ごす日もありますよ。
ただ。卸さんは、どの会社の、どのMRさんが、どのくらいの頻度で卸訪問にきて、
どのような活動(話)をしているか、結構見ています。
そのため、ある程度の訪問数や活動内容は必要です。
卸さんは非常に多くの情報を握っています。
良いと思ったMSさんと一緒に仕事してみるのもいいですよ~。
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