製薬会社について

最近の製薬業界はだいぶクリーンになりました。MRを目指す就職活動中の学生さんには、働きやすい環境が整いつつあるため、おススメできます。しかし、製薬業界でリストラが加速している現状はお忘れなく・・・。

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最近の製薬業界は、

 

だいぶクリーンになりましたね。

 

 

接待も規制ができ、

 

プロモーションコードも以前と比べると

 

格段と厳しくなっています。

 

 

 

経費も年々削減され、

 

大学病院への寄付金も

 

減らされる、

 

もしくは「0」に

 

なっています。

 

 

 

経費が年々減らされているため、

 

講演会等のイベントが新規で開催

 

することが難しくなっており、

 

また、既存の講演会であっても

 

極力削減の方向に進んでいます。

 

 

 

そのため、

 

講演会のための「土日出勤」や

 

平日夜の講演会実施頻度も

 

減りつつあります。

 

 

加えて、

 

講演会等のイベント実施の際の

 

講師謝礼も経費削減により

 

年々少なくなり、

 

講演会時のタクシーチケットも

 

規制されつつあります。

 

 

 

かつてのように、

 

講演会用タクシーチケットの

 

バラマキはほとんどできません。

 

 

 

一部ばらまいているメーカーさんも

 

ありますが・・・。

 

 

 

モラル面では、

 

製薬業界でのパワハラやセクハラも

 

格段に減っています。

 

 

かつては盛んにパワハラ等が

 

行われている現状があったりもしました・・・。

 

 

 

今も少なからずありますが、

 

かつてと比べるとだいぶ減りました。

 

 

特に、

 

外資系製薬会社では、パワハラやセクハラに

 

かなり厳しいです。

 

 

パワハラ等した場合、

 

一発アウト(リストラ)もありえます。

 

 

ただし、外資系製薬会社でも

 

すべての外資系製薬会社がそうであるわけではなく、

 

会社や営業所によりけりな場合も

 

多いです。

 

 

 

 

ということで、

 

製薬業界でこれから

 

MRとして働く場合、

 

製薬業界のコンプライアンスやモラルが

 

改善されつつあるため、

 

日に日に労働環境が良くなっており、

 

接待規制や経費削減による講演会減少により、

 

仕事量そのものも減っているため、

 

ワークライフバランスが

 

以前と比べると保ちやすくなっています。

 

 

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したがって、

 

現在就職活動の学生さんや

 

これからMRを目指す方にとって、

 

現在のMR職は、

 

ある程度働きやすい環境が整っている、

 

と言えるでしょう。

 

 

 

もちろん会社や営業所ごとに、

 

大きくことなる場合も少なからずありますが、

 

製薬業界全般でみますと、

 

MRの労働環境は日に日に良い方向へ

 

改善されつつあります。

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ただ、MRは医薬情報担当者ですが、

 

営業職でもありますので、

 

一部の会社の除いては、

 

数字目標100%の達成は

 

必然的に求められます。

 

数字の追及は大体ありますよ。

 

 

 

また、

 

ここからも重要ですが、

 

現在の製薬業界は、

 

MRの早期退職やリストラが加速しています。

 

 

 

ここは重要なポイントです。

 

 

製薬業界全般で見ると、

 

総MR数は年々減っているのです。

 

 

 

では、

 

これからのMR業界に未来はないのか、

 

と言われると、そういう訳ではありません。

 

 

現在のMRは、

 

確実に二極化しています。

 

 

 

降格減給され、リストラ候補になり、

 

早期退職やリストラされていくMRと、

 

 

昇進や昇給し、

 

活躍し続けるMR、

 

との二極化です。

 

 

 

昇進や降格は、

 

MRとしての1つのサインです。

 

 

また、

 

昇給や減給も1つのサインです。

 

 

 

では、昇進や昇給するためには、

 

どのような活動をすれば

 

良いでしょうか。

 

 

 

それは、

 

どのような状況(市場)であっても

 

できるだけ素早く実績を出せる

 

スキルや能力を身に付けることです。

 

 

 

現在、どの製薬会社であっても、

 

たいてい見られるのは、

 

短期的な実績(数字)です。

 

 

 

過去にいくら凄い実績を上げたとしても

 

現在がダメなら、

 

降格や減給、リストラがありえる時代に

 

なって来ました。

 

 

残酷ですが、

 

仕方ありません・・・。

 

 

そういう時代に

 

なってしまったのですから・・・。

 

 

 

そのため、

 

1)どの市場を担当しても

 

2)どの製薬会社であっても、

 

3)どの領域であっても、

 

 

ある程度、良い実績を

 

素早く出すことが必要です。

 

 

 

この、

 

できるだけ早く実績(結果)を

 

出す、ということは

 

物凄く重要です。

 

 

今の製薬会社に求められているのは、

 

まさにスピード感を持って、

 

実績を出すことなのです。

 

 

 

この能力やスキルがあれば、

 

どの製薬会社でも、

 

どの領域を担当しても、

 

どの市場を担当しても、

 

良い評価を得ることができるでしょう。

 

 

 

そして、それが継続的にできれば、

 

昇進や昇給があり、

 

会社にとって、必要なMRとされ、

 

早期退職やリストラとは

 

ほとんど無縁なMR生活を

 

送ることができるでしょう。

 

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コメント

    • 就活生
    • 2017年 2月 04日

    初めまして、今年就職活動を迎える者です。有益な情報をいつも発信してくださってありがとうございます。
    一つ質問があります。今後製薬会社MRとして働くうえで、スペシャリストかゼネラリストかどちらを目指すべきなのでしょうか?

  1. 就活生さん
    コメント頂き有難うございます。
    MRとして働く場合、
    スペシャリストかゼネラリストどちらを
    目指すべきか、
    というご質問頂き有難うございます。
    とても良い質問ですね。
    次の記事で取り上げますね。
    今後とも宜しくお願い致します。
    ヒロ

    • 某内資系MR
    • 2017年 2月 08日

    製品説明会に関してのお考えもお聞きしたいです。
    というのも、昨年の12月から「広告監視モニター制度」も始まり、説明会も正直、相当やり辛くなったな~…というのが本音です。
    接待が完全に無くなり、日々の診療が多忙過ぎるDrに通常の面談だけではなかなかPRが難しい昨今、説明会は純粋に製品PRだけでなく、他社との”違い”や”MRとしての技量”を差別化する有用なツールなんですけどね。
    自作や会社の承認外スライド、競合との露骨な比較をせずに、うまく訴求するのも難しいですね。

  2. 某内資系MRさん
    いつもコメント有難うございます。
    最近は本当に差別化が厳しくなりましたね・・・。
    というか、差別化が困難になりつつあります。
    規制が厳しすぎて、ディテール用資料も他剤との比較データがほとんど使用できなくなりました。
    本当に困っています。
    また、製品説明会はおっしゃる通り、
    非常に有用なツールだと考えています。
    しかし、ここでもまた差別化が非常にしずらい現状になっています(笑)
    製品説明する際は、他剤との比較データを紹介することで、先生方にとってわかりやすい紹介できる場合が多いと考えているのですが、自社品だけで説明するとどうしても限界がありますよね・・・。
    他剤の誹謗中傷はいけませんが、「比較」はいいと思うのですが、現状は厳しいですね。
    また記事でも取り上げてみます。
    ヒロ

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