オンコロジーMR

オンコロジー(抗がん剤)について

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今回は、オンコロジーについて、です。
オンコロジー、すなわち「がん」には大きく分けて
2種類あります。
①固形がん・・・ ex)   大腸がん、胃がん、肺がん、乳がん、です。
②血液がん・・・ ex)   白血病、リンパ腫、骨髄腫、です。
大きく分けると、「固形」がんと「血液」がんの
2つに分かれます。
「固形がん」は、ある臓器(肺や胃)に固形のがん(腫瘍)を作ることから、
「固形がん」と言います。
一方、血液がんですが、
血管内やリンパ管内で発生する「がん」のことを「血液がん」、
と呼びます。
また、血液がんとは、
造血機能(白血球など)の異常によっておこる「がん」のことです。
ということで、
固形がんと血液がんは、
その「癌」が発生する場所が違います。
固形がんが発生する場所は、
肺や胃、大腸等の「臓器」です。
血液がんが発生する場所は、
「血管」や「リンパ管」です。
一般的に世間で「癌」と呼ばれているのは、
固形がんのことが多いですね。
そして、固形がんと血液がんの
治療薬は異なります。
例えば、
肺がんの治療薬「イレッサ」は血液がんには
効果がないですし、血液がん治療薬の「グリベック」は、
肺がんには効果がありません。
その理由は、がん(腫瘍)のターゲットが違うからです。
イレッサは、肺などの「臓器」を対象として抗がん剤であり、
グリベックは、「血液」を対象とした抗がん剤です。
イレッサもグリベックもどちらも抗がん剤であり、
「分子標的薬」ですが、分子標的のターゲットは大きく
異なります。
「臓器」か「血液」か、です。
また、診療科も異なります。
固形がんでも血液がんでも、「がん」であることは
共通していますが、
例えば、
大腸がんでしたら、消化器外科、
血液がんでしたら、血液内科、
というように、「がん」であっても、何のがんであるかで、
診療科も異なります。
MR活動も大腸がんの薬でしたら、
(だいたい消化器)外科に、
血液がんの薬でしたら、
血液内科もしくは血液腫瘍科に訪問します。
オンコロジーといっても、いろいろありますね。
もしオンコロジーMRを希望されているのなら、
何のがんを対象とした活動がしたいのか、
明確にするといいかもしれません。
外科と血液内科の訪問は、
かなり仕事内容も異なりますからね。
私のおすすめは、
効果が出やすい「抗がん剤」を扱っている
メーカーさんです。
副作用が多くて効果があまり認められない(と思われる)
抗がん剤もありますからね。
 



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