外資系製薬会社MRのつれづれ日記

今回は、オンコロジーMRへの転職について、
ご紹介します。
オンコロジーMRへの転職するには、
①オンコロジーの経験が必須な企業と、
②オンコロジー未経験で応募が可能な企業が、
あります。
①のオンコロジー経験が必須な企業には、
例えば、中外製薬、武田薬品、小野薬品、MSD、アストラゼネカ、
等があります。
ただし、この中の企業でも現在、
オンコロジーMRを募集をしている企業は、
武田薬品、小野薬品、MSDくらいですね。
ざっと調べた限りですが・・・。
一方、②のオンコロジー未経験でも応募可能な企業には、
例えば、イーライリリー、ヤンセンファーマ、
メルク・セローノ、ブリストル・マイヤーズ、日本化薬等があります。
上記企業の中で、現在募集している企業は・・・
ブリストル・マイヤーズくらいでしょうか。
あまりなさそうですね。
ただ、上記記載は絶対ではないです。
場合によっては、募集要項にオンコロジー経験が必須と
加わるケースもありますし、その逆もあり得ます。
かつて、抗がん剤を担当していた私から
見ますと、抗がん剤の経験の有無はあまり重視しなくても
良いのでは、と考えています。
確かに、抗がん剤は取り扱いが難しいケース
もあります。
また、内容もかなり高度になり、
専門用語もいくつか出てきます。
副作用も重篤な副作用もあり、
場合によっては死亡例もでるケースもあります。
しかし、勉強をすれば、内容も理解でき、
扱い方や対処法もマスターできる範囲だと思いますし、
結局はその人次第ですからね。
勉強するかしないかや、知識やスキルを身に付けるかしないかは。
プライマリー領域でもオンコロジー領域でも、
知識やスキルがあるMRさんがいる一方、
明らかに勉強不足だと思うMRさんも存在します。
結局は本人のやる気が一番重要だと考えています。
必死で勉強するつもりがあるか、
適正な情報伝達収集をするつもりがあるか、
自社医薬品の普及に努めるつもりはあるか、
結局は本人次第だと、考えています。
ということで、
扱う医薬品が抗がん剤だとしても、
やる気次第で十分対応が可能であり、
経験は確かに、ないよりはあった方が良いとは思いますが、
オンコロジーMRになるまでの
MR経験や社会人経験を重視した方が良い、
と私は考えています。
今までの活動こそが、今後を左右する可能性が高いと
思うからです。