MRとうつ

MRとうつ病

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今回は、かなりディープな話題です。
MRとうつ病について、です。
正直、このテーマについて
記事を書こうか迷いました。
もしかしたら、製薬会社やMRのイメージが悪くなるかもしれないですし、
至って健康で問題なく、MRとして働き続けれいる人もたくさんいるからです。
しかし、現実を知ってほしいと思い、
また今後、MRさんがうつ等を発症してしまうことを防ぐ目的でも、
さらに、製薬会社や製薬社員の方にも自分自身の発言や行動を振り返ってもらいたいと
思い、この記事を書きます。
これ以上、被害者を出したくないですからね・・・。
ここ最近、かつて、ある外資系製薬会社の(営業)社員(MR)がうつになり、
自殺し、遺族がその製薬会社に対し、裁判を起こした
ニュースがありました。
今回は、ある大手外資系製薬会社のMRでしたが、
それとは別に、以前、ある内資系製薬会社のMRがうつによる自殺で、
ニュースになったこともありました。
どちらにも共通している、
うつになった理由があります。
それは、「上司からの、信じられないほど理不尽な発言」(=パワハラ)による、
うつの発症です。
その結果、お二人のMRさんが自殺をされてしまいました。
おそらくこのMRさんは、とても真面目な性格だったと推測されます。
遺書で自分をかなり責めてましたからね。
責めるのは、自分ではなく、上司や会社のはずなのに。
そうです。
原因は、上司や製薬会社の接し方や対応です。
上司(や製薬会社)の発言や行動に問題があったのです。
このMRさんは全く悪くないと思います。
実は、製薬会社のMRさんでうつになる方は、
一定数います。
どのくらいでしょうか。
私の感覚からは、1割ほどですね。
うつになる方は。
私は今まで、私の身近の
MRさん(自社、他社ともに)がうつになり、退職や休職された方を
ダイレクトに何人か見てきました。
原因は、ほとんど同じですね。
「上司」や「先輩」、「会社」からの必要以上の圧力(言葉と行動による)による
うつの発症です。
MRは営業職ですから、ある程度のプレッシャーは
仕方ないと思います。少しは数字の圧力はありますよね。
ただし、必要以上のプレッシャーやとんでもなく理不尽な
発言、行動は言語道断です。
それによって、何人のMRさんが退職や休職を余儀なくされたか。
製薬会社の社員の方はご存知ですか?
それはもうご存知ですよね。

今はパワハラという言葉がありますが、
昔はパワハラという言葉はあまり普及しておらず、
また、パワハラが当たり前に行われていた時代もありました。
現在は、かなりパワハラやセクハラに対して厳しくなりました。
パワハラがかなり罪に問われる時代になりつつあります。
これは良いことですね。
特に、外資系製薬会社はかなりパワハラに厳しくなりました。
ただし、製薬会社には、今だにパワハラは存在します。
パワハラの対処法として、
パワハラにあったら、まず周りの信頼できる社員の方に
相談してみてください。
周りに信頼できる社員の方がいない場合は、
他社の信頼できるMRさんでもいいです。
もしくは、別の業界の信頼できる方です良いです。
または、家族でも良いです。
ここで重要なのは、まず、
「一人で抱え込まず、相談に乗ってもらうこと」です。
誰かに相談に乗ってもらうだけでも、
だいぶ楽になります。
全部一人で抱え込むと本当に大変ですよ。
できればいろいろと話しを来てくれる方がベストですね。
また、それと同時に証拠も残しておいた方がいいです。
言われた言葉の記録です。いつ、何と言われたか、です。
そして、自分がパワハラを受けた場合、
他にもパワハラを受けた人がいる可能性が非常に高いです。
同じことを感じている社員は、たいてい多くいるものです。
できれば多くの同じような意見を集めたり、
聞いてみたりしましょう。
同じ意見が多く集まれば、
本社に多くの意見として提出できますし、改善要望を出すこともできます。
ここで本社の方に相談するのも場合によっては、良い対処法になります。
ですが、たった1つの1人の意見だけですと厳しいこともありますので、
できれば多くの人を巻き込んで対応した方が得策です。
ただ、周りの人や環境が劣悪でしたら、
なかなか改善が難しいと思いますので、転職等考慮した方が得策かもしれません。
周りに、正しい倫理観を持った方がいないと、
パワハラの改善や対応が難しいケースが多いです。
MRを続けていく上で、良い人達と良い環境で働けるかは、
非常に重要な要素になってきます。
パワハラは1人で悩んでは決していけません。
ただし、相談者は選ぶべきです。
周りの正しい倫理観、感性を持った方に相談してみましょう。
一人で抱え込んでは決していけません。
また、体を壊してまで、無理をしてまで働く必要はありません。
転職や休職してもよいのです。
理不尽に長く耐える必要はないのです。
良り良いMRライフを心がけましょう。
 



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