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今回は、
外資系製薬会社と外資系コンサルティングファーム
の関係について、
ご紹介します。
多くの外資系製薬会社では、
コンサルを利用しているケースが
非常に多いです。
特に、
外資系製薬会社が
利用していることが多いのは、
「外資系」のコンサルティングファームです。
マッキンゼーやボストンコンサルティング等、
名立たる外資系コンサルを利用している
ケースが多く見られます。
コンサルを入れると、
どのくらいのコスト(料金)がかかるか
ご存知ですか?
信じられないくらい高額です・・・。
数万や数百万といったレベルではなく、
数千万や何億といった金額を
外資系製薬会社は、
外資系コンサルティングファームに
支払っています。
凄いですね・・・。
何のためにコンサルが入る
のでしょうか。
それは、
もちろん売上を上げ、
さらなる利益を確保するためです。
外資系製薬会社のプロジェクトに
配属された外資系コンサルの方は、
製薬会社の本社の方と
打ち合わせ等のやり取りするだけでなく、
組織の最高権力者達が集まる
本社の首脳ミーティングにも参加したり、
ときには各営業所等の現場にも来られ、
徹底的に売上不振等の
原因の調査をします。
また
現場のMRにも同行することがあります。
MRへの直接同行だけでなく、
MRに電話やメールでインタビューすることも
あります。
そうして、
シェアが低い製品の原因を探ったり、
これからの新製品上市に向けての
戦略プランを提案したりと、
売上促進への
プラン立案をするのが
コンサルの主な仕事です。
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私はいつも思っているのですが、
莫大な金額を払い、
それに見合った対価は
果たしてあるのでしょうか。
数千万や何億とコンサルに
支払い、その分、
それ以上の利益を
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製薬会社は出せているのでしょうか。
疑問です・・・・。
確かに、
コンサルの方は非常に
聡明で優秀な方が
多い印象を持っています。
それゆえに、
本社の会議や現場の会議に
コンサルの方が入るのはわかるのですが、
本当に費やした費用分の
それに見合った価値は
提供してくださっているの
でしょうか。
それに、
コンサルが入り、
コンサルに提案や指摘をされて、
はじめて問題や原因、課題に
気が付くようでは、
本来組織としてあまり
機能していない証拠でもある
と考えています。
自分の会社なのですから、
自分達で利益が悪くシェアが低い
原因を分析し、
対策を練ることは経営者として
当たり前のことで
他社にそれを依頼し任せている
ようでは、他力本願で
今後会社として本当に
成り立つのか甚だ
疑問です。
コンサルに左右される
製薬会社というのは
どうなんでしょうか・・・。
皆さんどう思われますか?
また、
コンサルの提案に従い、
プランを立て、アクションし、
結果として失敗したら、
上手く利益を上げることができなかった
場合、その責任は製薬会社に
なること多いのです。
ただ、
そうじゃない場合も
少しはありますけどね・・・。
加えて、
外資系製薬会社と外資系コンサルは
密接な関係があり、
外資系コンサルから外資系製薬会社に
転職される方が結構いらっしゃいます。
その逆は
ほとんどいないんですけどね。
外資系製薬会社から外資系コンサルに
転職したケースはほとんど
聞いたことがありません。
ということで、
外資系製薬会社と外資系コンサルは
それなりに密接な関係であることも
しばしばある、
というお話しでした。
コンサルの存在価値に
疑問を頂いている今日この頃です・・・。
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コンサル会社を使うことで、どこまで有用なのかなって常に疑問ですね。悪い話はよく聞いても、それで売上が上がったとか、業績が良くなったって話はあまり聞いたことがない気がします…。
そのコンサル会社に払う費用で、もっと有用な他の使い道があるだろっていつも思ってました。
某内資系MRさん
いつもコメント有難うございます。
そうですよね。
コンサルに払う費用で様々なアクションができるはずなのですが、そうしなのはなぜなんでしょうか・・・。
コンサルに依存する会社というのもどうかと思う今日この頃です。
ヒロ