MRの仕事

MRとは、将来性のない職業か?

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今回は、

 

MRとは、将来性のない職業か、

 

についてご紹介します。

 

 

 

そもそも今回このテーマにしようと

 

思った理由は、

 

先日の「ミクス」(1月6日付け)で、

 

「製薬企業からMRがいなくなる日」という

 

記事が載ってあったからです。

 

 

 

下記がそのURLです。

 

https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/54991/Default.aspx

 

 

 

この記事を読んで、

 

確かに総MR数は増えてはおらず、

 

むしろ減っていますし、

 

最近、MRの存在価値が議論される

 

ようになっています。

 

 

 

MRで増えているのは、

 

女性MRの割合くらいですね。

 

 

 

40代、50代のMRは早期退職や

 

リストラでどんどん減らされ、

 

新卒のMR採用も、

 

積極的にしている企業と

 

していない企業に分かれています。

 

 

 

 

かつてはどの製薬会社もそれなりに

 

新卒で一定数のMR数を確保していましたが、

 

最近では、

 

二極化していますね。

 

 

 

積極的に新卒MR採用をしている企業は、

 

当然ながら新薬が次から次へと

 

発売している企業が多いです。

 

 

 

 

さて、

 

今後、MRはどうなっていくのでしょうか。

 

 

 

MR不要論もでていますね・・・。

 

 

 

私は、現時点では、

 

MRがまだまだ必要とされている

 

分野や領域があり、

 

努力や工夫次第で、

 

存在価値を見出せる仕事である

 

と考えています。

 

 

 

 

例えば、

 

使用方法が難しい医薬品や

 

副作用が発現しやすい薬、

 

もしくは重篤な副作用が発現する薬は

 

MRの情報提供が多いに生かせる

 

場合が多いです。

 

 

 

ドクターはとにかく、

 

とても忙しい方がほとんです。

 

 

超多忙なドクターのために、

 

MRがドクターに対して有意義な

 

価値ある医薬品関連の情報提供をすれば、

 

ドクターとしても勉強する時間や

 

診療時間の手間が省け、

 

その結果、MRは、

 

ドクターをサポートするような

 

仕事がまだまだできると

 

考えています。

 

 

 

もちろん現在は、

 

インターネットで調べれば

 

ある程度の情報はすぐにわかりますので

 

別にMRを介在しなくとも十分な

 

情報がネット上で手に入るので

 

MRはいらないんじゃない?

 

という方もいらっしゃいます。

 

 

確かにインターネットや、

 

MR君、eプロモーション等で

 

簡単に医薬品関連の情報は手に入る

 

場合もあります。

 

 

それはそれで事実でしょう。

 

 

特に否定するつもりはありません。

 

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しかし、

 

インターネットからの情報だけで

 

すべて完結できる、

 

と考えていらっしゃる

 

ドクターは現時点では、

 

そこまで多くありません。

 

 

もちろん一定数はいますが・・・。

 

 

インターネットの情報というのは

 

一方的な場合が多いです。

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ドクターが瞬時にほしい情報が

 

簡単に手に入る場合もあれば、

 

簡単には見つけられない情報もあります。

 

 

また、情報によっては、

 

ネット上に公表できない情報というのも

 

存在します。

 

 

ネットに公表されている情報は

 

極力公平でマニュアル化した情報が多いです。

(医薬品関連に関してです。)

 

 

 

そのため、

 

MRの存在価値というのは、

 

もちろんドクター個々にもよりますが、

 

工夫やアプローチ次第でまだまだ

 

現場で活躍できる仕事であると

 

私は考えています。

 

 

 

 

さらに、

 

最近では、

 

病診連携や病病連携などの地域連携等の

 

サポートを製薬会社やMRが実施したり、

 

単なる製品のプロモーションだけでなく

 

普段の営業活動とは少し異なったドクターへの

 

サポート(アプローチ)をする機会も

 

以前と比べたいぶ増えて来ました。

 

 

 

 

MRの活動内容がかつてと比べ

 

確実に良い方向へ変わりつつあります。

 

 

まさにMR=医薬情報担当者として

 

活動できるような仕事内容になって来ました。

 

 

 

これからMRを目指す学生さんや

 

異業種からMRを目指す方にとっては、

 

良い流れでMRという仕事ができる現状で

 

あると言えるでしょう。

 

 

 

接待の頻度も激減し、

 

製薬会社によっては、

 

接待が一切禁止の製薬会社も

 

存在します。

 

 

製薬業界内がかなりクリーンになり

 

つつあります。

 

 

大学病院への寄付金もかなり制限されるよう

 

になり、また製薬会社によっては、

 

寄付金の支給なしという会社も存在します。

 

 

MRという仕事内容が

 

変わりつつあります。

 

 

 

 

しかし、

 

良いことばかりではありません。

 

 

 

冒頭でもお伝えした通り、

 

ここ数年、

 

日本国内での総MR数は減少傾向であり、

 

今後も一部のメーカーを除いては

 

あまり増える予定はありません。

 

 

 

MRはどんどん減らされている

 

状況なのです。

 

 

 

国内大手製薬会社や外資系大手製薬会社では、

 

ここ数年、MRの早期退職という名のリストラ

 

が実施されています。

 

 

 

現時点では、

 

40代、50代のMRや営業所長が

 

早期退職の対象となっていますが、

 

今後もやはり40代以上が対象なのか

 

20代や30代も対象となるのか。

 

今後のことは誰もわかりません。

 

 

 

現在のMRの仕事は、

 

良い面もあれば、

 

ネガティブな要素も存在します。

 

 

私は今後、MRという仕事に

 

将来性を見出せるかどうかは、

 

MR個々の努力や工夫次第であると

 

考えています。

 

 

ぜひMRとして生き残る術を

 

身に付けたMRになりましょう。

 

 

私はMRという仕事が好きなので、

 

MRという仕事の価値を高めていき、

 

MRが将来性のある仕事に

 

なってほしいといつも思っています。

 

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