MRについて

MRは、スペシャリストとゼネラリスト、どちらを目指すべきか?

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今回は、

 

MRは、スペシャリストとゼネラリスト、

 

どちらを目指すべきか、

 

についてご紹介します。

 

 

 

「就活生」さん、

 

ご質問頂き、有難うございます。

 

 

 

ご質問頂いた内容は、

 

ある専門領域MR(=スペシャリスト)と、

 

それ以外のMR(=ゼネラリスト)という

 

解釈でよろしいでしょうか。

 

 

 

解釈が違っていたらすみません。

 

 

 

ご連絡ください。

 

また、次のテーマで取り上げます。

 

 

 

 

 

早速、取り上げていきます。

 

 

 

 

では、

 

スペシャリストMRと

 

ゼネラリストMRでは

 

どちらが良いのか、

 

ということですが、

 

 

 

 

ズバリ、

 

結論から申しますと、

 

これからのMRとして、

 

「抗がん剤(オンコロジー)のスペシャリスト」、

 

を目指すべきです。

 

 

 

ただし、

 

ここからが重要ですが、

 

現在のMRマーケットのニーズに

 

合わせるなら、

 

という前提のお話しです。

 

 

 

現在のMRマーケットに

 

求めらているのは、

 

確実にオンコロジーMRです。

 

 

 

 

では、

 

他のスペシャリストMRでは

 

ダメなのかというと、

 

ダメなわけでは全くありませんが、

 

現在や今後数年間、

 

MRマーケットの需要が、

 

抗がん剤とそれ以外では、

 

違いすぎます。

 

 

 

 

圧倒的に、

 

抗がん剤MRとしての、

 

スペシャリティが求められています。

 

 

 

 

なぜなら、

 

現在のMRマーケットは、

 

MRに、

 

「必要以上に抗がん剤経験を求める」場合があり、

 

現状と今後数年間は、

 

確実にオンコロジーMRが

 

重宝されます。

 

 

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その「必要以上に抗がん剤経験を求める」理由は、

 

以下の2点です。

 

 

 

①現在オンコロジー経験のあるMRは決して多くない。

 

②今後、抗がん剤新薬の上市が多くの製薬会社から予定されている。

 

 

からです。

 

 

 

そのため、

 

抗がん剤MRとしての

 

スペシャリティは、

 

とてもニーズが高いのです。

 

 

 

 

元々、抗がん剤を扱っている

 

製薬企業というのは、

 

かなり限定されていました。

 

 

 

今では多くの製薬会社が

 

抗がん剤を扱っていますが

 

かつては少なかったのです。

 

 

 

そのため、

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抗がん剤経験MRは

 

市場には少なく、

 

専門性も高いことから、

 

多くの製薬企業は抗がん剤経験のある

 

MRを求めています。

 

 

 

したがって、

 

現状と今後数年間は確実に

 

抗がん剤の経験のある、

 

スぺシャリストMRがMR市場で

 

求められています。

 

 

 

そのため、

 

市場に必要とされるMRになりたいのなら

 

現状の市場ニーズにマッチした

 

抗がん剤MRになるべきです。

 

 

 

しかし、

 

元オンコロジーMRの

 

私個人の意見を言わせていただくと、

 

抗がん剤の経験のみあるMRというのは、

 

ある限定された仕事をしており、

 

できるMR経験や仕事の幅が限られます。

 

 

 

そのため、

 

ずっとではなくてよいので、

 

一度MRとして様々な領域経験を積むことが、

 

MRとしての成長を高め、

 

仕事の幅や考え方が広がり、

 

MRのスキルアップに繋がると考えています。

 

 

 

しかし、現状は、

 

抗がん剤のスペシャリストを現場は求めていますので、

 

ニーズ合った仕事をしたいのなら、

 

スペシャリストを目指すべきです。

 

 

 

 

したがって、

 

現場のニーズはそれはそれで

 

大切ですので、

 

まずできるだけ若いうちに、

 

オンコロジーMRとして、

 

3年~5年ほど経験を積み、

 

その後、ゼネラリストMRとして活動すると、

 

多くのMR経験を積むことができ、

 

それが、柔軟な発想や幅広い戦略を

 

身に付けることに繋がり、

 

MRとして大いに成長できるかもしれません。

 

 

 

できるなら、

 

早いうちに、オンコロジー経験を

 

身に付けた方が良いです。

 

 

 

その理由は、

 

オンコロジー未経験者より、

 

オンコロジー経験者の方が、

 

優遇されている現状が

 

あるからです。

 

 

ただ、

 

今後この流れは変わる可能性も

 

あります。

 

 

 

オンコロジーを経験した後、

 

好きな領域MRとして

 

活動するのがいいかもしれません。

 

 

 

 

なので、順序は、

 

スペシャリストMR→ゼネラリストMRが

 

良いと思います。

 

 

 

結論です。

 

 

市場のニーズは、

 

「オンコロジーMR」です。

 

 

すなわち、

 

「抗がん剤の」スペシャリストMRです。

 

 

 

ただし、

 

MRとして幅広い経験を積みたいなら、

 

多くの領域を扱うゼネラリストMRが

 

おススメです。

 

 

 

ご参考までに。

 

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コメント

    • 就活生
    • 2017年 2月 06日

    早速のご回答ありがとうございました!ある専門領域MR(=スペシャリスト)と、それ以外のMR(=ゼネラリスト)という解釈で大丈夫です。現在のMRマーケットから1番需要があるのは、スペシャリストであるオンコロジーMRなのですね。大変勉強になりました。
    もう一つ質問がありまして、人工知能に代替されないようなMRになるためには、入社後どのような工夫をすべきかについて知りたいです。NRIの研究によれば、日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能になると言われています。ある程度先のことなので予測し辛いと思いますが、もしよろしければご回答お願い致します。

    • 某内資系MR
    • 2017年 2月 07日

    いつも楽しく拝見させていただいています。この度初めて書き込みさせて頂きました。当方、専門領域(CNS)、後発品、ジェネラルと一通りの領域を経験させていただいています。
    今回のテーマですが、当面はオンコのニーズが高く、そこを経験した方がいいというご意見には同意しますが、個人的には最初にジェネラリストを数年経験するのがいいと感じています。
    その理由として、やはりジェネラルを一度経験した方が、この業界の全体というか、物事を把握する意味ではいいのかと。特に専門領域ですと、卸との協業や付き合い方、他メーカーとのやり取りも極端に少なくなると思うので、まずはジェネラルでノウハウを身につけながら実績と経験を積み、なるべく早くオンコに移る。というのが私の考えです。

  1. 就活生さん
    再びコメント頂き有難うございます。
    MRの仕事と人口知能、今後どうなっていくのでしょうね。
    とても重要かつ面白いテーマですね。
    また記事として取り上げてみますね。
    今後とも引き続き宜しくお願い申し上げます。
    ヒロ

    • 某内資系MR
    • 2017年 2月 07日

    それと、先に専門領域を経験してしまうと、どうしても思考や発想が偏ってしまいますし、他領域への適応、アジャストしていくのに時間がかかる印象があります。
    まずは広いレンジを経験しつつ、自分の興味のある、得意な領域を模索していくのがいいのかと思います。

  2. 某内資系MRさん
    コメント頂き有難うございます。
    私も実は「某内資系MR」さんと同じ意見です。
    最初はゼネラリストMR、
    次にスペシャリストMRが良いと考えています。
    実際、私は、
    ゼネラリストMR→オンコロジーMR→専門領域MRと言う経緯です。
    したがって、
    この記事にも記載していますが、
    個人的にはゼネラリストの経験は重要で、その経験は、
    MRをする上で今後の糧となり、
    必ずやその経験は役に立つはずです。
    しかし、
    現在のMR市場は、ご存知の通り、
    オンコMRやオンコ経験者を急速に求めています。
    抗がん剤新薬の上市が次々と予定されており、
    需要が足りていない状況です。
    また、オンコ未経験者がオンコに進むことが、
    難しいケースもあり、オンコ経験者が重宝されている
    現状もあるかと存じます。
    したがって、
    まずはオンコ経験を積み、その後、
    好きな領域MRやゼネラリストとして活動すると
    長くMRとして活動を続けていく可能性が
    高まるかと存じます。
    これは、現状のMR市場を反映した場合、
    どちらが良いかという観点で記載させて頂きました。
    MR経験という観点では、
    「某内資系MR」さんと全く同じ意見です。
    したがって、
    私一個人の見解は、
    このブログ記事にも記載した通り、
    ゼネラリストとして幅広い領域経験を積むことで
    卸活動等も通して様々な経験が身に付き、MRとして
    考え方や戦略等磨かれ、スキルアップできると考えております。
    私もある特定の領域のみしか経験のないMRさんは
    確かに考え方や方法論が偏る傾向もたまにあり、
    できれば多くの領域経験を積んで頂きたいと考えております。
    それゆえに、せひともゼネラリストの経験はして頂きたいと考えております。
    今後とも宜しくお願い申し上げます。
    ヒロ

    • 某内資系MR
    • 2017年 2月 08日

    お答えいただきありがとうございます。
    あくまでも、現在の市場のニーズを考えた際には、ということですね。それであれば納得ですし、私もそう思います。
    ただ、やはり純粋にMRとしてのキャリア形成、思考や発想を磨く上では、ジェネラルでエリアマーケティングの経験をするのは貴重だと思います。
    こちらこそ、よろしくお願いいたします。

  3. 某内資系MRさん
    有難うございます。
    私は、かつてジェネラルでエリア担当をしており、
    担当するエリア内で、多くの製品を扱い、いかにして総グロス(売上)を上げるかというエリアマネジメントをよく考えておりました。また、開業医を訪問する場合は、MSさんの協力は不可欠であり、いかにMSさんと上手く共同プロモーションし、効率的に売上を上げるか、という活動をしておりましたので、ジェネラルMR経験の重要性はよく理解しております。エリアマネジメントや卸活動は、ジェネラリストMRしかほとんど経験しませんからね。これらの活動はMR活動の基礎でもあると感じています。ある専門領域のみの経験しかない、というのはある種のネックにもなりえると考えております。おっしやる通り、思考や考え方がせまくなる可能性がありますからね。
    引き続き宜しくお願い申し上げます。
    ヒロ

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