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ここ最近の製薬業界のトレンド
としては、
①早期退職制度によるMR数の減少
②オンコロジーMRの採用積極化
③ジェネリックメーカーの台頭
が挙げられますね。
少し前に、
大日本住友製薬さんが
早期退職を募集しました。
ここ最近、国内製薬メーカーのいくつかは、
相次いで、早期退職を募集しています。
もしくは、募集していました。
例えば、
アステラス、第一三共、エーザイ、
田辺三菱製薬、大日本住友製薬等・・・・。
国内大手~中堅製薬企業は、
①新薬不足と
②後発品の影響で、
早期退職による、
人員削減と人員抑制の
動きが始まっています。
最近、内資系製薬会社にて、
MR数を増加している企業は、
武田薬品さんくらいではないでしょうか。
特に、武田さんは、
最近、オンコロジー製品に力を
入れはじめていますね。
オンコロジー製品に力を入れるということは、
オンコロジーMRの育成や採用に力を
入れているということです。
武田薬品さんだけでなく、
製薬業界の、
ここ数年のオンコロジー製品への強化は、
目を見張るばかりです。
ここ数年、
オンコロジー製品に力を入れている企業は、
内資系製薬会社では、
武田薬品、アステラス、エーザイ、小野薬品等が
ここ数年、抗がん剤に力を入れています。
外資系製薬会社では、
ファイザー、ノバルティス、アストラゼネカ、
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MSD、サノフィ、イーライリリー、ブリストルマイヤーズ等、
大手外資系製薬会社では、ほとんどの企業が、
抗がん剤に注力していますね。
大手外資系製薬会社で抗がん剤を扱っていない
企業は、GSKくらいですね。
一方、元々、抗がん剤に強い企業は、
大鵬薬品、日本化薬、中外製薬ですね。
現在、各社抗がん剤領域の強化に伴い、
オンコロジーMRの中途入社募集を積極的に
行っている状況です。
特に、MR転職マーケットでは、
オンコロジー経験のあるMRが重宝されています。
ここ1年ほどは、
小野薬品さんやMSDさんが積極的に、
オンコロジーMRの募集をしていました。
両社とも、抗PD-1抗体の新薬発売に
伴う業務拡大のため、ですね。
特に、両社ともに、
オンコロジー経験のあるMRの
募集を行っていました。
その他の企業での、
オンンコロジーMRの中途募集に関しては、
武田薬品さんや中外製薬さん、アストラゼネカさん等が
募集していましたが、
いずれの企業もオンコロジー経験があることが、
応募条件の前提となっていました。
ということは、
今後も、オンコロジー経験のあるMRは、
ますます重宝されていく、
ということですね。
大手外資系製薬会社がこぞって、
抗がん剤に注力している現状を見ると、
国内もしく世界中の医薬品マーケットは、
今後、抗がん剤を中心に成長していくのかも
しれません。
今後、有望な抗がん剤としては、
MSDさんの抗PD-1抗体である「キイトルーダ」(ペムプロリズマブ)が
注目を集めていますね。
また、血液がん領域の抗がん剤も
いくつか有望な新薬が発売を控えています。
過熱していくオンコロジマーケット。
今後、注目せずにはいられません。
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