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今回は、
外資系製薬会社と内資系製薬会社では
どちらがおすすすめか、
についてご紹介します。
ここでは、
MRとして働き場合に限定して
お話しさせて頂きます。
その理由は、
私がMR職の経験しか
ないからです。
私の経験を踏まえ、
お話しさせて頂きます。
さて、
早速ですが、
外資系製薬会社と内資系製薬会社では
どちらがいいのかについて、
結論から申しますと、
何を求めているか、
によります。
したがって、
「どちらがおすすめできるか」、
については、
「人によりけり」、
としか答えようがない状況です。
タイトルに挙げておきながら
大変申し訳ありません。
そもそも、
外資系製薬と内資系製薬では
どのような違いがあるのでしょうか。
ちなみに、
私は、外資系製薬会社と内資系製薬会社の
どちらも勤務経験があります。
今は外資系製薬会社でMRとして
勤務していますが、
かつては内資系製薬会社で
MRとして勤務していました。
簡単に、
外資系製薬会社と内資系製薬会社の
メリット、デメリット
をまとめます。
下記に上げるメリット・デメリットは、
絶対的なものではありませんが、
1つの参考にして頂けたらと
思います。
あくまでも参考にして頂き、
過信しすぎないように
お願い致します。
【外資系製薬会社のメリット】
・成果主義の傾向が強く、(実績次第で)高年収が期待できる。(こともある)
・若手でも活躍できる土俵がある。(場合が多い)
・新薬が次々と発売する。(傾向がある)
・ワークライフバランスにも積極的である。(ことが多い。)
・効率化のため、先進的な取り組みをすることも多い。
【外資系製薬会社のデメリット】
・リストラや早期退職が活発である。(傾向が強い)
・40代、50代の社員の生き残りはシビア。(な傾向が強い)
・社長等のTOPが変わると一気に方針や組織が変更になる。(場合が多い)
・合併や吸収等があり、会社がなくなる可能性がある。(大手であっても)
・社員を1から育て上げるシステムがない会社も多い。
【内資系製薬会社のメリット】
・リストラや早期退職はあるが、外資ほど頻繁ではない。
・社員を大事にする傾向がある。
・社風が個人主義ではなく、家族的な会社が多い。(人が穏やかな傾向)
・社員を育てる風潮がある。(場合が多い)
・年功序列傾向が強い会社もあり、長く勤務したい人には向いている。
【内資系製薬会社のデメリット】
・中途社員が外資に比べ少なく、新卒を大事にする傾向がある。(中途にとっては△)
・年功序列の傾向が強い会社もある。
・有給休暇が取得しにくい会社もある。(大手内資であっても)
・直帰がしにくい会社もある。(帰宅が遅くなる可能性)
・上下関係が厳しいこともある。(会社によりけりだが・・・。)
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以上、5点づつ、
外資系製薬会社と内資系製薬会社の
メリット・デメリットをまとめてみました。
もちろん会社によっては
上記の項目が当てはまらないケースもありますので、
1つの参考例として、
ご参考にして
頂けたらと思います。
実力主義な会社で、若いうちから評価されたい方は
外資系製薬会社が向いています。
家族的な雰囲気の会社が良く、
1つの会社で長く働きたい方は、
内資系製薬会社、
が向いていると思います。
また、
雇用の安定性という観点では、
圧倒的に長く勤務できる会社としては、
現時点では、
内資系製薬会社に軍配が上がります。
ということを言うと、
「いや、アステラス社やエーザイ社等の
大手内資系製薬会社でも、
大規模な
早期退職を募集していたじゃないか!
今はどこの製薬会社でも安泰なんてないぞ!」
と言われそうですが、
外資系製薬会社に比べたら
内資系製薬会社は、
人員削減に関しては、
かなりやさしい方です。
それに比べて
外資系製薬会社は、
切るときは容赦なく
バンバン人(MR)を切りますから、
おそろしいですよ・・・。
外資系製薬会社では、
20代や30代前半の社員は、
まだ安心できますが、
それ以上の年齢になると
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早期退職やリストラの候補に
なりますから、
安心して勤務できません。
といいつつ、
稀にですが、
外資系製薬会社では、
20代や30代前半のMRであっても
早期退職や解雇される人も
実際いますので、
気を抜かない方が良いと思います。
やはり、
雇用の安定性という観点では、
現時点ではですが、
内資系製薬会社に勤めた方が
安心して長く勤務できます。
繰り返しになりますが
1つの会社で長く勤務したい方は
明らかに(現時点では)
内資系製薬会社が向いています。
まあ、今後、
状況が変わると内資系でも
もしかしたら外資系並みに代わる可能性も
ありますが、
少なくとも現時点では、
内資系の方が長く働きやすい雰囲気はあります。
外資系製薬会社の
日本法人では、
アメリカやヨーロッパ本社の意向を
強く反映させる傾向があり、
というか従わざるを得ない状況であり、
グローバル本社の意向には
日本法人として、
逆らえない場合が多いのです。
したがって、
グローバル本社が
人員削減を挙げたら
どうしても人員削減(MRのリストラ)を
しないといけないのです。
これは外資系製薬会社の
1つのデメリットです。
以上をまとめますと、
外資系製薬会社に向いている人とは、
1) 若手でも活躍できる会社
2) 成果主義傾向が強い会社
3) (実績次第で)高年収
を求める人は向いているでしょう。
加えて、
リストラ候補にならない実力や
自信のある方も外資系に向いている
と言えるでしょう。
一方、
内資系製薬会社に向いている人は、
1)日本的な会社(ex年功序列傾向等)
2)1つの会社で長く働きたい
3)家族的な社風の会社
を求める人は向いているでしょう。
また、
外資系製薬会社でも内資系製薬会社でも
気を付けなければいけない
重要な点があります。
それは、
「外資系製薬会社でも内資系製薬会社でも
MRは数字の達成率だけで評価される
わけではない。」、
ということです。
個々のMRを評価するのは
機械ではなく、
当然「ヒト」です。
MR個々を評価するのは、
直属の上司や本社の方々等、
「ヒト」が評価します。
もちろん数字の達成率も
評価されますが、
その以外に評価される項目として、
MRが社内でどんな評価をされているか、
上司にどんな評価をされているか、
本社の人間からどんな評価をされているか、
など数字以外の部分でもかなり昇進や昇給等
評価されるケースも多いのです。
したがって、
社内の人と良好な関係を築けていない場合、
数字を達成していたとしても、
あまり評価されないこともあります。
これは外資系、内資系共通です。
会社という組織は、
「ヒト」の集まりです。
「ヒト」に評価されなければ、
上手く活動していくことは
難しくなります。
外資系製薬会社であっても、
内資系製薬会社であっても、
上手くやっていけるかどうかを
左右する要因は、
結局「ヒト」なのです。
したがって、
MRとして継続的に良い数字を出しつつ、
周りの社員と良好な関係を築くことが
長期的にMRとして
その所属会社で上手く活動する
キーとなります。
外資系製薬会社も内資系製薬会社も
根本の活動内容に大差はありません。
一部の製薬会社を除いてはですが・・・。
一部の製薬会社は
数字の達成が求められませんからね・・・。
というか、
数字目標がないという表現が正しいですね。
この話はまた別の機会に
記事で取り上げます。
ということで、
外資系製薬会社と内資系製薬会社は、
人によって、
向き、不向きがあります。
外資系製薬会社と内資系製薬会社の
メリット・デメリットを
良く理解し、納得した上で
入社するのが良いかと思います。
ご参考までに。
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