外資系製薬会社MRのつれづれ日記

今回は、MRと薬価改定について。
今月、４月に薬価改定がありました。
製薬会社やMRにとっては、大ダメージです・・・。
なぜなら、単純に、売上が下がるからです。（数字を増やさないと、ということですが）
薬価が安くなれば、当然、売上も落ちます。
落ちた薬価分、売上ないと、担当数字は減少していきます。
まあ、要するに、
薬価改定とは、薬価を改定して、医薬品の価格を下げること、ですね。
医薬品ごとに、下げ幅は決まっています。発表されてから下げ幅は知るのですが・・・。
一律に一定の価格を下げるわけではありません。
今回の改定では、ギリアド・サイエンシズ社の改定率31.7%が大きな話題となりました。
信じられない改定率です。しかし、ギリアド社のC型肝炎の薬は物凄く薬価が高いですから、
当然と言えば当然なのかもしれません。
ギリアド社のC肝の薬は、「ハーボニー」という商品名ですが、なんと１錠8万円です。
1錠：8万円ですよ！
1箱単位ではありません。
100錠で、800万円です・・・。
10錠でも80万円・・・。
そりゃ、改定率も31%になりますね。
ところで、このギリアド社のC型肝炎の薬、とても良く効くらしいです。
奏効率が100%近く（他剤と併用使用での効果だったかもしれません）だとか、聞いたことがあります。
C型肝炎が完治するレベルの効果です。
この薬があれば、C肝がこの世から根絶しそうです。
また、ギリアド社のMRは、かなり給料が良いと聞いたことがあります。
詳しくは知らないのですが、確か年俸制で、ボーナスがあるのかないのかわかりませんが、
ギリアド社のMRの給料は、平均で1,000万円ほどあるとかないとか。
噂で聞いたことがあります。
私の身近な周りにギリアド社の方がいないので（親しい方が）、
詳細は不明ですが、本当なら、とても給料が良い会社ですね。
まあ、働きやすさ等、その他の部分はよくわかりませんが。
ということで、話はそれましたが、
薬価改定はMRにとって、つらい時期でもあります。
その分、売上を増やすしかないですね～。
でないと、予算達成から遠のきます(笑)