MRの仕事

外資系製薬MRは結果(数字)さえ残せばいいのか?

スポンサーリンク

今回は、外資系製薬MRは結果(数字)さえ残せばいいのか、について紹介します。
結論から言うと、「NO」です。
結果だけ残しても、通常、上手くいきません。
ここでいう「上手くいく」とは、
「(結果や数字さえ残せば)昇給や昇進が順調にあり、社内で良い地位を築ける。」、
と定義します。
結果だけ残しても上手くいく場合もあるかもしれません。
しかし、通常、MRを評価するのは、直属の上司やその上司の上司であり、
結果はもちろん見られますが、最終的に結果も踏まえた総合評価をするのは、
通常、直属の上司なのです。
したがって、重要人物ごとに並べますと、
第一キーパーソンは通常、直属の上司です。
第二キーパーソンは通常、直属上司の上司(支店長や営業部長または管轄エリアのTOPの方)です。
第三キーパーソンは通常、本社の人々です。
もちらん会社によって、様々ですが、
通常は上記の順に、社内でのキーパーソンが決まっています。
私は、今まで、営業数字は良い結果を残して来た、にも関わらず、
昇進や昇給せず、社内で低い評価で居続けている先輩MRの方々を何人か
見てきました。また、上司に嫌われ、思いっきり希望勤務地外に
飛ばされてしまった先輩MRの方々も見てきました。
結果(営業数字)が良かったとしても、最終的にMRを総合評価をするのは、
直属の上司であることが非常に多いのです。
とうことで、上司にゴマすりをする必要はないですが、
「最終的に評価するのは上司」という考えを頭の中に入れておき、普段活動するといいでしょうか。
理不尽な上司だったらどうするか?
MRという職種は幸い、異動があります。もちらん上司の異動もあります。
自分から異動希望を出すか(理由は別の理由で)、もしくはある程度の期間耐えれば、
自分か上司が異動になります。ただ、その異動の気配すらない時は、理不尽にずっと耐え続けていても、
精神的にもよくないので、他社への転職を考慮したり、本社の方に相談してみるのがいいでしょう。
まあ、一般的には他社へ転職されるケースが多い気がします。
ただ、愛社精神のある会社でしたら、転職したくないと思いますので、
明確な理由の上で勤務地異動希望を言い続けるか、結果を出し続けて本社サイドに
MRとして優秀であることを認めてもらい(そうすると意見が通りやすくなります)、
本社の人を味方につけ、上手く異動希望先にいけるよう調節してもらいましょう。
直属の上司の上司に訴えるのも手かもしれません。(リスクは伴いますが・・・。)
ということでまとめます。
「外資系製薬MRは、結果(数字)させ残せば、上手くいくわけではない。
社内でのキーパーソンを、重要度順に上手く抑えながら、より良い環境で
効率良く結果を出し続けることが、MRを上手く続ける秘訣である。」
  <

スポンサーリンク

スポンサーリンク

関連記事

  1. MRの仕事

    MRとMR認定試験(資格)

    今回は、MR認定資格制度について意見を述べたいと思います。毎年、12…

  2. MRの仕事

    MRとは、訪問軒数を上げれば、売上も上がるもの?

    MRは1日に何軒、施設を訪問するのでしょうか。まずMRといっても、ざっ…

  3. MRの仕事

    MRとして、おすすめできる領域は?

    今回は、MRとしておすすめできる「領域…

  4. MRの仕事

    MRの将来性

    今回は、MRの将来性、について。現在、早期退職やリストラにより、各…

  5. MRの仕事

    eプロモーション(eディテール)やMR君の限界について

    今回は、「eプロモーション(eディテー…

  6. MRの仕事

    MRと地域包括ケアシステムの関わりについて 

    最近、製薬業界で地域包括ケアシステムに…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP